こんにちは!自由を目指す雄です。
今日も私のブログにお越し頂きありがとうございます!
仕事、受験、資格取得、遊び。
様々な理由で睡眠時間を削って生活している人が沢山いると思います。
私もその中の一人です。
仕事柄、不規則になってしまうのは仕方ないのですが、長年不規則な生活を送っていると、やはり睡眠の重要性に気付かされるものです。
今回は、睡眠不足がもたらす影響について考えたいと思います。
最適な睡眠時間は?
いつの頃からか、人間は少なくとも「8時間睡眠」をとることが推奨されてきました。
2011年の経済協力開発機構(OECD)の調査によると、日本人の睡眠時間は28カ国で最短ながらも、7時間40分程度となっており、意外と長く眠れているという調査結果です。
しかし、実際にはこれほど長い睡眠時間を確保することは難しいと感じる人の方が多いと思います。
最近では、アプリケーションやスマートウォッチで睡眠状態の計測が可能になってきており、睡眠中は深い眠りと浅い眠りが繰り返さていることが分かります。
そして、最近の睡眠科学の研究結果から、現代人の最適な睡眠時間は7時間だということが分かってきました。
睡眠不足が及ぼす影響
1979年スリーマイル島原子力発電所事故や、1986年スペースシャトルチャレンジャー号事故は、睡眠不足による眠気がその原因となった可能性が指摘されています。
日本における公共交通機関運転者やタクシー運転者を対象にした研究では、主観的眠気の強さに応じて交通事故発生の頻度が高いことが示され、居眠りによる事故は、他の原因の事故に比べて死亡事故につながりやすいことが報告されています。
米国における研究では、睡眠時間が6時間未満の者では、7時間の者と比べて、居眠り運転の頻度が高く、また日本における研究では、交通事故を起こした運転者で、夜間睡眠が6時間未満の場合に追突事故や自損事故の頻度が高いことが明らかにされています。
上記出典:厚生労働省資料
十分な睡眠が確保できないとどのような影響があるのでしょうか?
睡眠不足が短期的に継続された場合、疲労が蓄積され一日を乗り越えることが殊の外難しくなるでしょう。
そして睡眠不足が長期的に継続されると、肉体的にも精神的にも健康に様々な悪影響を引き起こし、肉体的にも精神的にも健康に様々な悪影響を引き起こし、生命を脅かす可能性もある慢性的症状のリスクにさらされることになるかもしれません。
・ストレスの増大
・免疫力の低下
・体重増加
・認知機能の障害
・気分の変動
・血圧の上昇
・注意力の低下
・事故増加
・慢性疾患のリスクの増大
ストレスと最も関係の深いとされる生活習慣が「睡眠」です。
睡眠不足が続いて心身が休まらないと、ストレスがたまりやすくなります。
その上、今度はそのストレスがますます睡眠不足の要因に……。
睡眠不足とストレスが互いに影響し合い、悪循環を引き起こしてしまいます。
夜眠っている間に私達の体は一日の活動で受けた負担から回復し、バクテリアやウィルスにさらされることに対して、準備ができるようになります。
睡眠が不足すると、抵抗力が低下し、風邪などにかかりやすくなる可能性が指摘されています。
睡眠の質は、肥満や高血圧、高血糖など生活習慣病にも影響することが分かってきました。
睡眠不足により、消化器系の機能や新陳代謝が鈍くなり、時間が経つにつれて体重増加を引き起こす原因となります。
睡眠時の脳は休むだけではなく、日中に経験した雑多な情報を整理して、記憶を定着させるという作業も行っています。
十分に眠っていないと、認知機能に様々な形で支障をきたし生産性や対人関係にも影響を与えます。
睡眠不足で疲労が回復されないと、人間は不機嫌になったりイライラや過敏、注意力が欠けたりします。
反射神経は鈍くなり、咄嗟の判断ができずに重大な事故にもつながりかねません。
慢性的な不眠や睡眠不足は、うつ病などの精神疾患につながるだけでなく、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病になるリスクを高めることがわかっており、自分自身や家族の生活を変えるほどの影響を持ちます。
まとめ
睡眠不足や睡眠障害は、ヒューマンエラーに基づく事故につながります。
睡眠不足は集中力がなくなる、物忘れが多くなるなどの症状をはじめ、深刻な健康障害を引き起こす危険もあります。
日中フル回転してヒートアップした脳を、落ち着かせることができるのは、外部からの刺激が入ってこない 「睡眠」なのです。
睡眠を軽視せず、日頃疲れた細胞を修復することを真剣に考えてみてはいかがでしょうか。