~善き場所善き物善き知識~善き場所を訪れ、善き物を見て、善き知識を身に付ける事で、心穏やかで感性豊かな人間になりたい。そんなブログ運営をしていきたいと思います。

雄渾雄編雄材大略

字を書く 手書き

生活 知識

「字を書く」こと「手書き」することで得られる驚くべきその効果!

更新日:

こんにちは!自由を目指す雄です
今日も私のブログにお越し頂きありがとうございます!

パソコンやスマートフォンの普及により、鉛筆やボールペンを持って「字を書く」ことが減った方も多いと思います。

今ではちょっとしたメモでさえスマートフォンに保存する方もいることでしょう。

こうした時代背景から、字を書く機会がめっきり減りましたが、実は「字を書く」こと「手書き」することには、私達にとって非常に大きな効果があると言われています。

書字と脳との関係

字を書くという作業は指先を動かしますが、指先を動かすためには、かなり繊細に脳から指令を出す必要があります。

それにより、脳の神経細胞であるニューロンの連結が促進されるというわけです。

文字を書くという作業は脳全体に最もバランスよく刺激することができ、脳の活性化に繋がります。

「書く」のは左脳を使い、「考える」のは右脳を使います。

「文章を書く」ことは、右脳と左脳の両方を使い、さらに紙に書くことで、手を動かす運動野が使われます。

 つまり、「紙に書く」作業は脳をフル回転させるのです。

思考の外在化

成功者たちの頭の中は常に整理されていて、活発に思考をします。

彼らは「書く」ことで、それを習慣にしています。

自分の考えを客観視するには紙に書いて、一度自分の外に出してみるという、このアウトプットが非常に有効です。

成功者は、自分の目標なり考えなりを書きとめて、吐き出しているのです。

これを、心理用語では「思考の外在化」といいます。

アメリカにケビン・ホーガンという研究者によると、ハーバード大学の学生を対象に10年にわたり追跡調査をしたところ、自分の人生の目標を紙に書き出していた卒業生はわずか3%だったといいます。

驚くことに、そのたった3%の人々が、残り97%の人たちの収入全てを合わせても及ばないほどの額のお金を稼いでいたのです。

つまり、「紙に書き、思考の外在化をした」人たちが成功できたということです。

このように、ただ「紙に書く」という習慣がもたらすことは多大な効果があります。

脳の活性化と思考の整理

書いて脳を活性化させ、思考の整理をすることで、私たちの行動=人生を向上させます。

 しかも簡単で、今すぐにできてしまいます。

・紙を用意する。(ノート、手帳など)

・ペンや鉛筆を用意する。

・まずは一文書いてみる。

これだけです。

内容と量は、好きな事を好きなだけ、です。

今考えていること、アイデア、今の感情、今日の出来事など。

気が向いたときに書くだけで、脳が活性化し、頭の中が整理され、思考する習慣ができます。

書く習慣が全くなく、「何を書いていいか分からない」という人は、まずは、手帳などの予定を文字で書くことから始めてみましょう。

 「あえて紙に書く」習慣を持つことで、やらない人との差がどんどん生まれてくるのです。

 まずは早速、一文を書くことから、始めてみましょう。

「手書き」がもたらす効果

脳をシャープに保ち、頭の体操になる

手で文字を書くことは中高年にとって運動スキルや記憶力を維持することに有効であるとともに、年齢相応に脳をシャープに保つための効果的な手段であることが指摘されています。

手で文字を書くことは良い“頭の体操”になり、認知機能を良好に保つことに繋がるのです。

手書きの場合は脳の前頭前野が活発に働きますが、PCや携帯電話を使って文章を書いても、前頭前野はあまり働かないそうです。

その理由として考えられるのは、手書きの場合は漢字を思い出し、それを文字として書いて表現する必要がある一方、デジタルツールの場合はその必要がほとんどなく、簡単な文章なら自分の脳をあまり使わずに、ある程度は表現できてしまいます。

前頭前野は、記憶や学習に深く関連し、思考や創造性を担う脳の最高中枢。

なおかつ感情を抑制する理性的な脳でもあります。

手で書くという行為は、心を落ちつかせ、「考えること」を後押ししてくれる、ともいえるのです。

理解が深まる

研究結果でも手書きのほうが理解度が深かったと言われており、プリンストン大学のパム・A・ミューラーとUCLAのダニエル・M・オッペンハイマーによる研究では、PCなどのデジタルツールだけでメモを取ると、新しい知識を吸収しづらくなるとわかりました。

長期記憶に定着しやすい

新たな知識を吸収しようという際には、ノートにその情報を手で書き写すことが基本となります。

手を動かすことで、脳の網様賦活系が刺激され、重要な情報に強い注意が向けられるようになって記憶の定着に有利に働くと言われています。

課題に集中でき、考えがまとまる

どうしてもパソコンでは情報の誘惑が多くまとまらないこともあります。

たとえ数十分でもパソコンを離れ紙とペンで思考をめぐらせてみれば、集中が途切れることなく知的生産に取り組むことができるのです。

“心と体”がリラックスする

気持ちの整理がしやすいと言われますが、「書くこと」に心の浄化や癒しの効果があることは、学術的にも示されています。

まとめ

いかがでしたか。

私は友人とのお酒の席でも手帳とシャーペンを用意し、会話の中から忘れたくない単語、調べたい内容などを書き留めています。

それらが後日活かされてくるのです。

「字を書く」「手書き」することは、私達人間にとって非常に効果のある作業なのです。

【出典】
・東洋経済
・こぴたつ
・スキルアップ堂
・STUDY HACKER

-生活, 知識
-,

Copyright© 雄渾雄編雄材大略 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.