こんにちは!自由を目指す雄です。
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「賢明」は誰に対しても使える言葉なのでしょうか?
読んだり聞いたりする中で、疑問に思ったので。
今回は、「賢明」のいみと使い方について考えます。
賢明の意味
賢
貝とケン(かたい意)とで、かたくて良い貝の意。ひいて、すぐれている、「かしこい」意に用いる。
➀まさる。すぐれる。
出典:旺文社漢和辞典 改訂新版
②かしこい。才知がすぐれている。
③かしこい人。才知・徳業のすぐれた人。聖人に次ぐもの。
④たっとぶ。賢人として敬う。
⑤他人の事物・称呼に冠して敬語・敬称をつくる。
明
月と、あかるい意を表わす日とで、月があかるい、ひいて「あかるい」意を表わす。
➀あかるい。あきらか。
出典:旺文社漢和辞典 改訂新版
②あきらかに。あきらかにする。
③あける。夜があける。
④よあけ。あけがた。
⑤あかす。
⑥あす。あした。
⑦あかり。ひかり。
⑧ひる。
⑨この世。現世。
⑩かみ。
⑪ミン。中国の王朝の名。
⑫あく。
⑬あき。
⑭あかす。
賢明
賢くて、道理に明るいこと。
出典:旺文社漢和辞典 改訂新版
かしこくて道理に明るいさま。頭脳がすぐれ、物わかりのよいさま。
出典:旺文社国語辞典 改訂新版
賢明の使い方
・賢明な人だ。
出典:HiNative
・彼には近付かない方が賢明だ。
・理由をつけて何もしないより、とりあえずやってみる方が賢明だ。
使う際の注意点
「賢明」とは「かしこいさま。優れた頭脳を持ち、物分かりがよいさま。」を指す言葉ですが、使い方によっては失礼に当たる場合もあると思います。
例えば、「賢明なご判断を期待しております」という使い方をした場合、「断ることで、そちらには不利益が生じます」と、少し悪い印象を与えてしまいかねません。
「賢明」は、目上の人に対してや適切かどうか曖昧な場合は、使用を避けた方が良いかと思います。
まとめ
「賢」に「⑤他人の事物・称呼に冠して敬語・敬称をつくる。」という意味があっても、「賢明」という熟語になった場合の意味合いは、使うシチュエーションにより少しずつ変わってきます。
言葉の意味をよく知らずに使うのは、相手に悪い印象を与えてしまいます。
言葉の大切さを知り、安易に発しないようにしていきたいものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!