こんにちは!自由を目指す雄です。
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時に多くの政治家が、今ある国や地方自治、そして党の状況を「危急存亡」という言葉で表現します。
では、この「危急存亡」には、どの様な意味があり、どういった使い方をするのでしょうか。
危急存亡の意味
危急
危険や災難のおこるのが近いこと。
出典:旺文社国語辞典 改訂新版
危険の迫っている状態。
出典:旺文社漢和辞典 改訂新版
存亡
存在し続けるか滅ぶかということ。興廃。
出典:旺文社国語辞典 改訂新版
①この世に残るか、滅びるか。存続と滅亡。興廃。
出典:旺文社漢和辞典 改訂新版
②死ぬか生きるか。
③滅びようとするものを助け、続けて生存させる。
危急存亡
危険がせまって、生き残れるかほろびるかのせとぎわ。
出典:旺文社国語辞典 改訂新版
生きるか死ぬかのさかい。
危急存亡の使い方
- 1930年の創立以来、危急存亡の危機に直面している。
- 商社がコロナ禍で迎える危急存亡。
- これは危急存亡の「国難」と言っても過言ではない。
- 重大な瀬戸際の危急存亡状態であります。
- 彼の危急存亡の時に一肌脱ぐのは当たり前だ。
語源/由来
三国時代に魏との戦いに出生する諸葛亮(諸葛孔明)が、皇帝劉禅に奉った『前出師表』にある以下の言葉に基づいています。
『今天下三分して、益州疲弊す。此れ誠に危急存亡の秋なり。』
「秋」を「とき」と読むのは、穀物が実る秋は農民にとって重要な時期であることから大事なときの意。
秋は万物が実るときであるから大切なときの意。
穀物を収穫する一年で最も重要な時期であることから、重大な時機を表します。
『前出師表』は、諸葛亮が自分を登用してくれた先帝劉備に対する恩義を述べ、併せて若き皇帝である劉禅を我が子のように諭し、自らの報恩の決意を述べた文で、古来から名文中の名文とされています。
「諸葛孔明の出師の表を読みて涙を堕さざれば、その人、必ず不忠」と言われてきたほど、諸葛亮の蜀に対する忠義が如実に描写されているようです。
出典:Wikipedia
出典:dmenuニュース
出典:Yahoo!ニュース
出典:故事ことわざ辞典
出典:DIAMOND online
出典:四字熟語データバンク