こんにちは!自由を目指す雄です。
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私が思うに、悪口・陰口の多い人の共通点として仕事をよく休むという点が挙げられます。
それにはしっかりとした根拠があるようです。
目次
悪口を言う人の心理
人間は、他人と自分を比べたときに自分が優れていると「優越感」を抱きます。その逆に、自分が劣っていると感じたときに「劣等感」を抱きます。
劣等感は強烈なネガティブ感情なので、それを何とか払拭したいという衝動にかられる。
それを、悪口や誹謗中傷という形で発露したくなるのです。
悪口や誹謗中傷を言うことで、相手をおとしめることができます。
自分対相手との比較において、相手を引きずり下ろすことによって、自分の価値を相対的に高めることができます。
それによって、内なる劣等感を緩和しようという心理が働いてしまうのです。
悪口は依存症である
悪口が好きな人はなぜそれをやめられないか?
それは「悪口は依存症である」と考えると、非常に腑に落ちます。
誰かの悪口を言うと、やる気や快楽に関与するホルモン「ドーパミン」が放出されます。
ドーパミンが出ると楽しい気分になります。
だから、悪口を言うことは基本的に楽しいことなのです。
しかし、ドーパミンはよくばりな脳内物質でもあり、一度放出されると「より大きな刺激」を求めるようになります。
つまり、悪口の回数を増やしたり、より過激な悪口を言わないと、新たにドーパミンが出ず、楽しい気分になれなくなってしまうのです。
結果、悪口を言うことが癖になって、なかなかそれを改善しづらい状態に陥ります。
悪口を言えば言うほど深みにはまってしまう。
これはアルコール依存症や、薬物依存症と同じ原理です。
かくして「悪口は依存症」と言っても、遜色ないのです。
多くの人は、悪口は「ストレス発散になる」と思っているでしょうが、実際は逆です。
悪口はストレスを増やします。最悪の場合、脳を傷つけ、寿命を縮める危険性もあります。
東フィンランド大学の研究によると、世間や他人に対する皮肉・批判度の高い人は認知症のリスクが3倍、死亡率が1.4倍も高い結果となりました。
批判的な傾向が高ければ高いほど、死亡率は高まる傾向にあったそうです。
また、悪口を言うと、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されます。
コルチゾールというのは、ストレスを感じたときに放出されるホルモンです。
先ほどドーパミンが放出されると言ったので快楽を得ていると思いきや、悪口を言っているときは同時にストレスも感じているのです。
悪口ばかり言う人は自分に甘い
悪口を言う人の特徴・心理に他人に対して厳しいが自分に対してかなり甘い点があります。
悪口は他人がいて始めて成立します。
そして他人の行動を自分の視点からジャッジする行為です。
悪口の多くが、現在の自分の価値観から他人の嫌な部分をピックアップして攻撃していく行動なのでかなり自分勝手です。
それは他人に厳しく自分に甘い行動といってよいでしょう。
悪口を言う事で自分は他人に対して厳しく自分に甘いというのを証明しているので、それは様々な言動にそれが浮き彫りになっていきます。
そのため人からは嫌われ、自分は結果を残す事ができないという特徴が生まれます。
悪口ばかり言う人は忍耐力がない
悪口をあまりしつこく言いすぎると、わがままで自己中心的になり、忍耐力に悪影響です。
「自分は悪くない」という責任転嫁にもなります。
現実を見なくなり、改善の努力をしなくなります。
悪口を言えば言うほど、性格まで歪んでしまいます。
言いたくなっても、ぐっとこらえる。
自分をコントロールしなければいけないため、忍耐力を鍛えることになります。
こらえるたびに、理性と自制心も鍛えられます。
悪口をやめると、反省・改善・自己管理が促されます。
悪口ばかり言う人は自己管理が出来ない
自己管理には、当然のことではありますが、体調管理も感情のコントロールも含まれます。
ポジティブでいつも元気ハツラツとしている人は、健康的に見えますよね。
反対に、人の悪口ばかりを言っている人は、不健康そうなイメージがあります。
体の健康と心の健康はつながっているとも言われているように、人の悪口ばかり言っている人は、陰鬱な様子が表情にまで表れて、顔色が良くないという特徴も挙げられます。
「病は気から」という考え方をすれば、悪い言葉ばかり発してネガティブな気持ちになっていれば、それだけ体の中にも悪い気が充満することになり、病気を招きやすくなるとも考えられるでしょう。
悪口ばかり言う人が仕事をよく休む原因
前述したように、悪口ばかり言う人は、まず、自分に甘く忍耐力がないという点があります。
「今日、仕事行きたくないな~」という思いは、多くの人が抱くものでありますが、自分に甘く忍耐力もないために、その気持ちを打ち消すことが出来ないのです。
結果、仕事を休むという選択をしてしまうのです。
更に、自己管理が出来ないので、体調を崩しやすくなります。
健康的な人であれば、多少体調が悪くても問題なく一日をやり遂げることが出来るのですが、悪口ばかり言う人には、それが出来ないのです。
「ちょっと体調悪いから仕事休もう」
「ちょっと体調悪いから早退しよう」
このような選択をするわけです。
「類は友を呼ぶ」の考え方に基づけば、悪口ばかり言っている人には、同じように悪口ばかり言う人が集まります。
そして、考え方や選択も同じようになるのです。
「舌刀(ぜっとう)」
仏教では、悪口は「舌刀」と言われています。
文字通り言葉で人を殺すという事です。
悪口は、時には人に立ち直れないほどのダメージを与えることがあります。
それだけではなく、悪口は自分にも大きなダメージを与えるのです。
アメリカの心臓内科医フリードマンによる研究の記事を紹介します。
フリードマンの研究では「人の悪口をよく言う」人は冠動脈疾患のリスクが高まるとしています。
人の悪口をよく言う人には競争に勝とうという気持ちが強いタイプが多く、人を蹴落とそうとする敵がい心やライバル意識が非常に強いことが、発症のカギと考えられています。
その理由として、交感神経系がかなり強いことが挙げられます。
交感神経が強いと血圧が上がりやすかったり、心拍数が速くなったりします。
これが動脈の血管にストレスをかけ、その結果動脈硬化になるリスクが高くなり、血管の中で血液の凝固が起こりやすくなります。
そのために冠動脈が詰まり、心筋梗塞や脳梗塞が起こりやすくなるというわけです。
まとめ
こうしてみますと、悪口ばかり言う人は多くの共通点があり、欠勤がちになるのも納得します。
そして、確かに集っているのもそういう人達ばかり。
その中に、自分がいないことに誇りを持ってもよいのではないでしょうか。
出典:takajin
出典:MENJOY
出典:東洋経済 ON LINE
出典:PRESIDENT Online
出典:越谷市立小中学校ホームページ
出典:人生の教科書 HAPPY LIFESTYLE