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今夜の夕食はドイツの食文化「カルテスエッセン」で簡単!リッチに!

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こんにちは!自由を目指す雄です。
今日も私のブログにお越し頂きありがとうございます!

世界から見ると「食」へのこだわりが強いとされる日本人。
夕方から買い物、下ごしらえ、調理が定番の我が国日本。

少し視点を変えて外国の食文化に触れてみたいと思います。

忙しい毎日をどのような形で締めくくり、良い眠りへ導くのか。

今回のテーマはドイツの食文化「カルテスエッセン」です。

健康志向の高まり

近年、我が国では健康志向が高まり、疾病の予防や健康維持に関心を持 つ人が増えるようになりました。

フィットネスクラブの利用者数は年を追うごとに増えており、喫煙率は年々減少するなど、食生活や個人の嗜好の面においても健康に対する意識は高まっていると考えられます。

ドイツ人の意識の高さ

環境保護先進国と言われるほど、世界的にもレベルの高い環境保護政策を推進しています。

1960年代後半から1970年代にかけてルール工業地帯で発生した大気汚染が契機となり、「ルールに青空を」運動が推進され環境保護運動が国内に広がりました。

ドイツ国民の環境に対する意識は強くなり、国全体の政策が環境保護の方向へと向かうことになりました。

ドイツでは1日10時間以上の労働は法律で厳しく禁止されていますが、日本に比べ生産性が非常に高いと言われています。
それも意識の高さにあるのではないでしょうか。

意識が高いのは環境に対してだけではなく、日常の生活の中でも随所に現れています。
仕事や家事もしっかりと計画を立てて遂行する、食料品を無駄にすることなく計画的に消費する、整理整頓、掃除が行き届いているなど日々の暮らしにも意識の高さが伺えます。

夕食は「カルテスエッセン」で!

カルテスエッセンとはドイツ式の夕食のことで、日本語に直訳すると「冷たい食事」という意味になります。

長く厳しい冬を乗り切るため、ドイツの伝統的な食文化は保存食が中心で計画通りに消費する必要があったと言われています。

火を使った温かい物をしっかりと食べるのはお昼というのがドイツでは一般的になっており、夕食はカルテスエッセンで済ませる家庭が多いようです。

パンとハム・ソーセージ、チーズを並べ、ゆで卵やレバーペーストを添えます。サラダはレタスをちぎって盛り付け。
パプリカやトマトを付け合わせれば彩り豊かに。
決して手抜きではない立派な夕食です。

準備も後片付けも簡単にできるので、仕事から帰って来て疲れた身体には優しく、忙しい時には調理時間の短縮にもなります。

また、ガスや電気を使わないことで節約や環境保護にも繋がります。

健康意識とダイエット効果

女性の就業率の高さでも有名なドイツでは、「夜は寝るだけだから、沢山食べなくてもよい」という健康意識が高まりました。

夜は体に優しく、控えめな食事を!
夜は日中に比べ活動量が減るため、カロリーを控えめにしたカルテスエッセンでダイエット効果が期待されるのです。

1日の中で摂取したエネルギーが脂肪として蓄積されやすいのが夜であることを考えると、カルテスエッセンは脂肪として溜め込みにくいと言えるでしょう。

また、胃への負担が軽減され睡眠の質が向上されます。
食事をとってから、胃腸の働きがひと段落するまで時間がかかるので、睡眠に影響が少ない夕食はカルテスエッセンでがオススメです。

時間を大切に!

仕事が終わり電車に揺られながら夕食の献立を考えている人もいますよね。
スーパーに行けば値段と格闘の日々。
1人ならともかく家族がいればなおのこと。

夕食の準備や後片付けに時間を取られがちな日本と違い、「頑張らずに簡単に済ませる」ドイツの食文化。
カルテスエッセンで家事の負担を減らすだけで、夜の時間がのんびりと過ごせるようになります。

貴重な時間が豊かでリラックス出来る時間に変わります。

家族団欒で和気藹々と過ごせる空間にしてみてはいかがでしょうか?

家事の負担を減らす工夫やライフスタイルが随所にあるドイツの文化 を見習いたいものです。

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