こんにちは!自由を目指す雄です。
今日も私のブログにお越し頂きありがとうございます!
政治家が「粛々と進めていく」という表現すると、あちらこちらで使われるようになり、中には「ん?この使い方は正しいのかな?」と思う時もありました。
今回は、「粛々」の意味と使い方について学びます。
粛々の意味
粛
聿(ふで。事をなす意)と淵(つつしむ意)とで、つつしんで事に当たる、「つつしむ」の意を表わす。
①つつしむ。うやうやしくする。
出典:旺文社漢和辞典 改訂新版
②みちびく。
③おごそか。
④しずか。
⑤ととのう。ととのえる。
⑥いましめる。
⑦きびしい。
⑧寒い。
⑨ちぢむ。
⑩そこなう。殺す。
粛粛
①うやうやしいさま。
出典:旺文社漢和辞典 改訂新版
②おごそかなさま。
③すみやかなさま。
④鳥の羽ばたく音の形容。
⑤静かなさま。
⑥松風の音の形容。
⑦深いさま。
①静かなようす。
出典:旺文社国語辞典 改訂新版
②おごそかでひきしまったようす。
③つつしむようす。
粛々の使い方
粛々と〜をする
「冷静に」、「平常心で」、「不動」というような意味合いで使用されます。
【彼は、粛々と仕事をする姿勢が評価されています。】
粛々とした
静かにひっそりしている様子や、静かに慎んだ様子を表すことができます。
【粛々とした雰囲気の中、行事が執り行われました。】
粛々と進める
身を引き締めて物事を進めるという意味で使用される言葉です。
【今回の件については、皆様の意見を真摯に受け止め粛々と進めさせていただきます。】
出典:WURK働くあなたのための学びのメディア
終わりに
言葉の意味を知ると、その使い方が適切であるかそうでないのかが分かってきます。
自分のイメージ(多分こういう意味だろうな)だけで使うと、とんでもない間違いだったりします。
今回は、「粛々」の意味と使い方でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。