こんにちは!自由を目指す雄です。
今日も私のブログにお越し頂きありがとうございます!
平気で嘘をつく・絶対に謝らない・逆ギレする・反省しない人の共通点
この記事へのアクセスが非常に多く、同時に嘘によって傷ついている人も非常に多いということが分かりました。
今回は、その繰り返される「嘘」の先に待つものは何かについてお伝えします。
嘘を吐く
『嘘』・・・事実ではないこと。人間を騙す為に言う事実とは異なる言葉。
『吐く』・・・口から出ることを表現する語で、「言う」の乱暴な表現として用いられる。
嘘は成長に必要なマイルストーン
嘘は人間が根源的に持ち合わせている感情です。
早い子供では2歳頃から噓をつくようになるそうです。
親としては、これほど早い時期から嘘をつくことに対して不安に思うこともあるかも知れません。
しかし、嘘をつくためには計画性や影響、他の人の状況などを見極める必要があるため、「子供が嘘をつくことは成長に必要なマイルストーンと考えられる」という心理学者もいます。
成長と嘘の繋がり
何故、子供の段階で嘘を覚えるのか。
それは、自分が傷つきたくないからです。
成長の過程で自尊心・誇り・プライドなどが芽生えると共に、逆に自分が傷つきたくないという感情も出てくるのです。
そして、殆どの子供は成長するに従い道徳観念や自己を律する能力、知恵を身につけ、「嘘をつくのはいけないことだ」と学習するため、次第に嘘をつく頻度が減っていきます。
分岐点
「嘘をつくのはいけないことだ」と学習するため、次第に嘘をつく頻度が減っていく人とそうでない人の違いはどこなのでしょうか。
知恵がつけばつくほど人間は巧妙に、場合によっては社会的に大きい嘘を吐くようにもなります。
知恵の高い人ほど巧妙な嘘を吐き、知恵のない人ほどすぐバレる嘘を吐きます。
社会の中でどの程度までの嘘なら許されるのか。
この部分の教育を受けて来たか、受けて来なかったかで大きな差が生じます。
しかし、数学のような明確な答えや基準がありません。
そこには、価値観が介在するからです。
時代や文化により価値観は違い、また変化もします。
善悪の基準は曖昧で、おおよそなわけです。
家族や教師が、社会の中の生活者としてどのような価値基準を身に付けて欲しいのかを教え、友人同士で注意し合える環境があるかないかが大きな分岐点となります。
嘘についての研究
認知神経学者の研究によると、嘘を吐くことは自分の欲求を抑えられるかどうかと関連しており、噓吐きの人は自らの欲求に抵抗する能力が低い可能性があることが分かりました。
心理学教授の研究によると、嘘の恐ろしい点は嘘を吐けば吐くほどその人自身の行動に変化を及ぼすという点で、噓吐きがより嘘を吐く傾向にあるとしています。
最初は小さな嘘であっても、次第に嘘を吐くことに慣れてしまい嘘を吐くことに対する罪悪感が薄れていきます。
やがて罪悪感を感じずに大きな嘘を吐くようになってしまう可能性があるのです。
別の心理学研究部によると、はじめの嘘では相当に後ろめたいという感情があり、この悪感情が不正直な行動に歯車を掛けているが、次吐く嘘では既に適応しているため、行動を思いとどまらせるための否定的な反応が弱くなることが分かりました。
この研究から導き出される結論は、嘘を多く吐くほど、嘘が上達するということです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
繰り返し嘘を吐くことにより、嘘は上達し嘘を吐くことに慣れ、罪悪感すら感じなくなってしまいます。
更に自らの欲求に対する抵抗能力が低いとなれば、嘘を吐くことで自分の欲求を満たしていく危険性が生じます。
『嘘』の恐ろしさを知り、伝えていく必要がありますね。