こんにちは!自由を目指す雄です。
今日も私のブログにお越し頂きありがとうございます!
今回は、疥癬に感染し治療の長期化とその記録です。
目次
感染の経緯
私は医療従事者なので、当然のことながら、日常的に患者との触れ合いがあります。
過去にも疥癬に感染した患者のケアに携わっていたので、転棟してきた男性患者の臭いと皮膚状態を観て、「ん?嫌な予感…。」と感じながらも、この時点ではまだこの男性患者が疥癬に感染しているという診断がなかったので、他の患者と変わらず対応していました。
数日後、両腕に発疹が現れ、「怪しいぞ。」と思ったのも束の間、広範囲に広がり始めました。
休日を挟み出勤すると、管理者より「○○さんが疥癬だったのよ。」の言葉に自分の両腕を見せました。
その日のうちに皮膚科を受診し、予防投与が始まりました。
処方された薬
ビラノア錠20mg
ヒスタミン受容体をブロックしアレルギー症状を緩和します。季節性アレルギー性鼻炎、通年性アレルギー性鼻炎、じんま疹、湿疹のかゆみなどに有効です。
お薬の説明書
オイラックスクリーム10%
皮膚の炎症やかゆみを抑え、症状を改善します。
お薬の説明書
ストロメクトール錠3mg
駆虫剤です。寄生虫を麻痺させて、駆除します。
お薬の説明書
スミスリンローション5%
フェノトリン外用液5%寄生虫による感染症を治療するお薬です。
お薬の説明書
治療の流れと皮膚状態
主治医:「既往歴はありますか?」
私:「HIVです。」
主治医:「HIVですか?今も?治療中ですか?」
私:「はい。治療中です。」
主治医:「重症化するリスクが高まりますね。」
第1週目:ビラノア錠20g・オイラックスクリーム10%・ストロメクトール錠3mg
受診当日に予防投与として処方された薬は上記です。
早く治したい一心でストロメクトール錠3mgに期待を込めるも、第1週目は両腕を中心として、徐々に徐々に広がり始めました。
第2週目:オイラックスクリーム10%・ストロメクトール錠3mg
このような症状が腕から腋の下、脇腹へと広がり、2週続けてストロメクトール錠3mgを内服することになりました。
第3週目:ビラノア錠20g・スミスリンローション5%・ストロメクトール錠3mg
ストロメクトール錠3mgを内服しても良くなるばかりか、全身へ広がり、写真を載せるのもどうかと思うほど酷い状態になりました。
なので、可愛いイラストを載せてみました。
主治医からは、「スミスリンローション5%で良くなって欲しいですが、来週もストロメクトール錠3mgを内服してもらうことになると思います。今まで4回内服して治らなかった人はいないので、治って欲しいです。」と仰っていました。
これが、「重症化のリスク」なんだと実感しました。
スミスリンローション5%を首から下、全身に塗り12時間以上おいてシャワーで洗い流すと、痒みは軽減され発疹も小粒になったように思えます。
ですが、完治するまではまだまだ時間が掛かりそうです。
第4週目、もう一ヶ月になります。
受診結果と共に更新していきます。