こんにちは!自由を目指す雄です。
今日も私のブログにお越し頂きありがとうございます!
自由を目指す雄はHIV感染者です。
2019年12月02日、HIVに感染していることが確認されました。
2019年12月03日、拠点医療機関を受診し、現在の私の体がHIVによりどの位免疫力が障害を受けているのか、またその進行の速さはどの位なのかを知る為に採血をしました。
ガイドラインやHIV関連のHPでは目安となる数値が掲載されていますが、今このページをご覧になっている方は、感染している人の実際の数値はどの位なのかを知りたいのではないでしょうか。
今回は、私のケースの第1回目CD4とHIV-RNA量についてお伝えします。
HIV感染症の病状を把握するためのパラメーター
①CD4陽性Tリンパ球数
CD4数は、HIVにより障害を受けた感染者の免疫力を反映する重要な指標となります。
今どれだけ体に免疫力があるかを示す数値で、CD4の数値が高いほど免疫力があるとされています。
健常者のCD4数は700〜1,300/µLで、感染者において200/µL未満となると日和見疾患のリスクが高まります。
測定値は常に一定ではなく変動があるので、通常は2~3回の検査データを見て判定されます。
②HIV-RNA量
血中HIV-RNA量を測定することにより、体内にHIVウイルスがどの位存在しているのか、HIV感染症の進行を予測する指標になり、「コピー」という単位が使用されます。
血中HIV-RNA量はHIV感染症の進行の早さ、すなわちCD4数の減少速度とある程度の相関傾向があることが分かっています。
しかし、この相関には感染者ごとで非常に大きなばらつきがあります。
抗HIV療法を行なう際には、血中HIV-RNA量が治療効果判定のための最も重要な指標となります。
実測値と次回の採血日
2019年12月25日、再診で採血の結果を聞きました。
私の検査データは以下の状態でした。
CD4→406/μL
HIV-RNA量→130,000コピー/mL
次回の採血は、2020年01月07日となりました。
治療開始時期と身体障害者手帳申請
主治医から、「HIV-RNA量が130,000コピー/mLと高値であり、次回の採血までにこの数値が急激に減少することはありません。身体障害者手帳の申請が可能となります。次回01月07日採血後にソーシャルワーカーと面談して頂き、帰りに区役所で必要書類を取り寄せて下さい。」との説明を受けました。
すぐ治療を開始するよう勧められましたが、HIVの治療費が高額であることを知っていたので、身体障害者手帳の交付を待ってからの治療としました。
HIVによる免疫の機能の障害に係る身体障害認定基準は、以下のリンクをご参照下さい。
https://www.haart-support.jp/manual/c04_05.html
以上が、今現在の私の検査データ実測値です。
これからも、検査データや治療の進捗状況、身体の変化など更新していきたいと思います。