こんにちは!自由を目指す雄です。
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新年度。新しい生活をスタートさせる人達も多いこの時期。
4月1日から3日の通勤の際、毎日列車の遅延に遭遇しました。
そのうちの2日間は帰宅時間帯の列車も遅延しており、なぜこんなに遅延が多いのだろうと考えました。
桜が咲き乱れ、新しい生活が始まる春本番の4月に列車の遅延が多い理由につて深掘りしてみました。
目次
考えられる原因
1.新年度の影響
4月は日本では新学期や新年度のスタート。多くの学生や社会人が通勤・通学を始める時期です。
このため、通常時よりも乗車人数が増加し、乗降に時間がかかり、遅延につながる可能性があります。
特に乗り換え駅では、遅延した列車を待つ乗客が滞留し、ホームが混雑することで、さらに遅延が拡大する傾向にあるようです。
この乗客増加による混雑が、遅延の一因となるのです。
特に朝の通勤ラッシュ時には、ホームや車両内が混雑し、乗車や降車に通常より時間がかかることがあります。
2.天候要因・災害
4月の春の天候は変わりやすく、突風や大雨などがしばしば発生します。
このような気象条件が、鉄道会社にとって運行の安全を確保するための制限要因となり、結果として列車遅延を引き起こすことがあります。

また、水害や雪害、地震などの自然災害は、列車の運行に深刻な影響を与え、大規模な遅延を引き起こす可能性があります。
3.花見シーズンの観光客増加
桜の季節である4月は国内外から観光客が増える時期でもあります。
観光スポットへのアクセス駅では一時的な人の集中が起こり、列車の遅延を助長することもあるようです。
4.新人スタッフの配属と訓練期間
新年度に伴い、鉄道会社でも新たに採用されたスタッフが配置されます。
彼らが新しい業務に慣れる過程で、効率が一時的に低下することも原因のひとつとして挙げられるでしょう。
5.設備・車両の故障と信号トラブル
列車の走行中に異常な音が発生したり、設備に不具合が生じたりすることも遅延の要因となります。
さらに踏切の緊急停止信号も、人や車両の踏切内侵入を感知した場合に自動的に発動し列車を停止させるため遅延につながることがあります。
信号設備のトラブルは、列車の運転を見合わせたり、遅延を引き起こしたりします。
これは、線路や信号設備の確認作業が必要となるため、列車の運行に遅れが生じます。
このように車両故障や電気設備の故障、信号トラブルといった鉄道会社側の問題も、遅延要因として挙げられます。
6.人為的要因
線路内への立ち入りや、非常停止ボタンの誤作動なども遅延の原因となります。
また、乗客の乗車時間超過やドアの再開閉といった利用者側のマナー問題も10分未満の小規模な遅延において大きな割合を占めているそうです。
国土交通省の報告によりますと、「小規模な遅延の約63.2%が利用者側の要因によるもので、鉄道事業者側の要因は約6%に留まっている」というデータもあるようです。
7.ダイヤの改正
鉄道各社の多くは3月にダイヤの改正を実施します。
改正規模自体それほど大きなものではありませんが、「改正前なら1本前の列車に乗り換えられたのに」という場面も少なくありません。
結果、ホームには乗客が滞留、混雑し、乗車や降車に時間がかかるということも考えられます。
複合的な影響
4月における列車遅延の増加は、上記要因の複合的な影響によるものと考えられます。
特に、新年度特有の混雑と利用者側のマナー問題が、小規模な遅延の大きな要因となっている可能性が高いということになるでしょう。
遅延への対策
鉄道会社はこの時期の遅延を予測して対応策を講じていますが、私たち乗客も心掛けたいことがあります。
- 時間に余裕を持って行動する
- 列車遅延情報を事前にチェックする
- 混雑を避けるために可能であれば早めの時間帯を利用する
列車遅延は不便なものですが、この時期の特徴や背景を理解することで、少しでもストレスを軽減する助けになるでしょう。
4月の移動が快適でスムーズに進むよう、小さな工夫を心掛けてみるのも良いでしょう。