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【宿命(しゅくめい)】は慣用読みである。本来の読み方と意味を学ぶ。

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こんにちは!自由を目指す雄です。

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矜持】【捏造】【漏洩】【堪能】【消耗】【情緒】【攪拌】【攪乱】【貪欲】【固執】【端緒】【輸入】と続いてきています慣用読みシリーズ。

その第13回目は、【宿命】です。

今回は、【宿命】の本来の読み方と意味を学びます。

【宿命】の本来の読み方

本来は、「しゅくみょう」と読みます。

「しゅくめい」で使い続けて来た私達にとっては、非常に違和感を感じるところではありますが、「めい」は「命」の慣用音、「みょう」は「命」の呉音になります。

参考:精選版 日本国語大辞典

【宿命】の意味

前の世から定まっているとされる運命。人間の意志では変えることができない運命的なもの。

出典:旺文社国語辞典 改訂新版

前世から決まっている運命。

出典:旺文社漢和辞典 改訂新版

【宿】の意味

人が敷物につくさまを表した字が一番古く、のち家を加えて、人が家の中の敷物につく意。ひいて「やどる」意を表す。

一、➀やどる。やどり。旅先でとまる。「宿泊」
  ②やどす。とめる。
  ③やど。
  (ア)やどや。「旅宿」
  (イ)寝とまりする所。
  ④とどめる。とめおく。
  ⑤とのい。当直。「宿直」
  ⑥もとからの。以前からの。「宿願」
  ⑦前夜からの。「宿雨」
  ⑧年功をつんだ。「耆宿キシュク」
二、星座。「二十八宿」

出典:旺文社漢和辞典 改訂新版

【命】の意味

Here and now, unfortunately, ends my journey on PixabayによるPixabayからの画像

令レイ(メイは変わった音。いいついける意)に口を増し加えて、この世を支配する天の命令の意。ひいて、この世の定め、人の「いのち」の意に用いる。

➀いいつける。おおせ。みことのり。「命令」
②おきて。政令。
③おしえる(教)。
④ちかいのことば。とりつぎのことば。
⑤爵位を授ける。
⑥天の定め。「天命」
⑦人としての務め。「使命」
⑧めぐりあわせ。「運命」
⑨いのち。「生命」
⑩世のなりゆき。
⑪なづける。=名。「命名」
⑫名籍。戸籍簿。「亡命」
⑬めあて。「命中」

出典:旺文社漢和辞典 改訂新版

【宿命】の英語訳

(宿命)one’s fate ; one’s destiny ; one’s lot ;

語法 ~運命のページより抜粋~
fate, destiny, doom は人力では変えることの出来ない超自然的な力によって定められた宿命を意味し、特に fate, doom は凶運・破滅を含意する
fortune, luck はとくも悪くも働く偶然の力を意味する
luck はより口語的な表現
lot 偶然の巡り合わせで人が置かれる立場など

(運命)fate ; destiny ; doom ;
(運) fortune ; luck ; one’s lot ;

出典:旺文社和英中辞典

【宿命】の使い方

彼は内心冷ひやしながら、捜すように捜さないようにあたりの人々を見まわしていた。 するとたちまち彼の目は、悠々とこちらへ歩いて来るお嬢さんの姿を発見した。彼は宿命を迎えるように、まっ直に歩みをつづけて行った。二人は見る見る接近した。

出典:「お時儀」 芥川龍之介

第三巻の後記に於て、私は井伏さんと早稲田界隈との因果関係に触れたが、その早稲田界隈に優るとも劣らぬ程のそれこそ「宿命的」と言ってもいいくらいの、縁が、井伏さんの文学と「旅」とにつながっていると言いたい気持にさえなるのである。

出典:「『井伏鱒二選集』後記」 太宰治

ショーペンハウエルの説によれば、詩人と、哲学者と、天才とは、孤独であるように、宿命づけられて居るのであって、且つそれ故にこそ、彼等が人間中での貴族であり、最高の種類に属するのだそうである。

出典:「僕の孤独癖について」 萩原朔太郎

若くして死ぬのが彼女の宿命だったのかもしれない。
She may have been fated to die young.

その二人が同じ飛行機に乗り合わせたのは運命のいたずらだった。
It was irony of fate that the two people boarded the same plane.

我々は負ける運命にあった。
We were doomed to sure defeat.

あとは運命に任せるほかない。
The only way left is to leave it to fate.

彼は運命を切り開くために海外へ出た。
He went abroad to seek his fortune.

君はこの国の運命を左右する人だ。
You hold the fate of this country in your hand.

いよいよ運命を決する時が来た。
At last the time has come when fate decided.

これも運命とあきらめよう。
Let’s resign ourselves to our fate.

人間の運命というものは分からない。
There is no telling a man’s fate.

出典:旺文社和英中辞典

旺文社和英中辞典では、「しゅくめい」⇒「うんめい」とありましてので、「うんめい」の例文を載せています。

締めの言葉

いかがでしたでしょうか?

時代と共に読み方が変わっていく言葉は、まだまだ他にもあります。

日常の中に少し学びを取り入れて、そして、少しだけ「知識力」を高めてみてはいかがでしょうか?

最後はこの言葉で締めたいと思います。

『知識は力なり』knowledge is power

イングランドの哲学者、フランシス・ベーコンの格言でした。

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